束松洞門2 (会津坂下町)   2004.06         [TOP] [寄り道] [廃隧道]

 

古い崩落地点の先に、

比較的新しい崩落跡があった。

路肩が消えている。

バイクらしき轍が見える。

 

 

 

 

崩落地点を覗き込む。

怖〜い・・・。

ほぼ垂直。

落ちた後、万が一無事でも登って来れなさそうだ。

 

 

 

    

 

                 

視界が開けた箇所があった。

谷を挟んだ対岸に白い看板がチラっと見える。

洞門」と大きく書いてあるようだ。

あそこが坑口なのか。

それにしても著しく興ざめな看板である。

見たくなかった。

 

 

この崩落はかなり最近のものだ。

切り口が新しい。

現在も廃道化が進行中なのだ。

泥濘部分に枝が敷かれている。

 

 

 

 

暗い谷部から明るい稜線に出る。

奥に看板が見えてきた。

 

 

 

 

 

 

松の木にワイヤを渡し、看板を吊っている。

裏には「洞門」とあるのだろう。

こんな場所で「会津へよう(こそ)」と言われても

全然嬉しくない。

シュールなだけである。

 

 

 

看板を過ぎると突然広場に出る。

一面、膝までの草に覆われている。

机上調査では「洞門前は広場になっている」

とのこと。 坑口はどこだ!

ガサガサと浅い藪に分け入る。

 

 

 

おお!あれが束松洞門東坑口か!

何か、ほとんど埋まってるんですけど・・・。

聞いてないよー!

行けるのか?

 

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<追補>

4ヶ月後の2004.10の様子。

坑門前広場はきれいに除草され、

それは坑口を塞ぐ土砂の上にまで及ぶ

徹底したものであった。