越後街道・鐘撞堂峠                     [TOP] [MENU]

さて、街道の分岐に戻ろう。

右にあるのは殉職警察官の石碑である。

街道にはここから入るのだが、

当時はもっと右に分岐点があったと思われる。

 

 

 

 

民家の間の細道。

これが越後街道である。

こんな細道でも舗装されている。

それなりに車の通行もあるようだ。

緩やかな坂を上ってゆく。

 

  

   

 

                  

やがて妙運寺への参道を右に見て、

気多神社の前を通ると、K43にぶつかり、

そこを右折する。

 

 

 

 

 

合流点をK43側から見る。

奥から出てきて、画面左へ進むのが街道だ。

 

 

 

 

 

 

そこは一直線に伸びる坂道であった。

これが鐘撞堂峠である。

当時は険阻な山道であったが、

現在はご覧の通りである。

 

 

 

 

上りのルートは、現道とほぼ一致しているが、

傾斜が大きい下りは、現道(水色)とも旧道(ABCD)とも

全く別のルートを通っていた。

緑の点線が街道のルートであった。

街道は旧県道に切断されて使われなくなり、

藪に埋もれてしまった。

参考までに旧県道のレポをご覧くださいこちら

  

しかし、なんとか最後の新旧合流点だけでも見つけたい。

目安を付けて、藪の中に入ってみると、

すぐに細長い空間に出た。

これが越後街道・鐘撞堂峠の末端部だろうか?

確信は無い。

 

 

 

西へ進むと周囲より一段窪み、道形らしくなってきた。

やがて前方に現道が見えてくる。

 

 

 

 

 

 

現道の法面上に出た。

現道は、随分掘り下げられているようだ。

ここを新旧合流点と仮定した。

 

 

 

 

 

 

現道に合流し、先へ進む。

そこで名残惜しく、振り返り見る。

右奥に隠れている鞍部が鐘撞堂峠だ。

街道はそこから合流点まで、真っ直ぐに下りていた。

 

前に戻る        次へ進む→

[MENU]へ戻る