原町森林鉄道・新田川線12 (飯舘村)   2007.04        [TOP]  [寄り道]  [廃線Web]

 

 

前回、転落に起因するケガにより中断、

という笑えないドジにより断念。

あれから約一年が経過した今年2月、

読者により「隧道発見!」の報がもたらされた。

そりゃ〜行くでしょう!

 

やまちゃん氏に感謝!

 

 

 


「左上 2005年」  「上 2006年」

そして今年、左 2007年。

まさか3年連続でここを訪れる事になるとは思わなかった。

毎回同じ所に停車するのは他に選択肢がないから。

ろくに洗車もしないため車の色も変わってしまった(笑う所)

落合橋から比曽川(左)が新田川に合流する地点を望む。

今回の探索は右の新田川沿いの本線である。

 

 

 

 

 

              

上記の橋を渡った直後付近の石垣。

 

3回目なのでどんどん進む。

 

 

 

 

 

今回初めて見る土砂崩れ修復現場。

昨年までは見られなかった落石防止柵が、

今回は各所に見られた。

思った以上に危険な場所なのだな。

 

 

 

 

歩くこと20分で新田川第四隧道に到着。

一昨年の初回はこれだけ見て引き返し、

昨年はさらに奥の沢を渡ろうとして転落した。

 

前年の様子は→こちら

 

 

 

 

 

さらに5分ほどで管理道と軌道との分岐に着く。

正面が軌道跡なのだが、今回は迂回して進む。

 

 

 

 

 

適当な所から斜面に取り付き、軌道跡まで上る。

右が軌道跡だが、今回は左の水路上を通る。

 

 

 

 

 

 

水路橋上から橋台を見上げる。

前回も見ているが、この角度からは初めてだ。

 

 

 

 

 

 

振り返れば「例の」橋台がある。

左に見える、倒れて逆Y字になったヤマザクラが、

昨年私を谷に落とした犯人である。

仮称「山桜橋」とでも呼ぶか。

 

左下には木橋の残骸が写っている。

 

 

 

 

軌道跡を進むより水路に沿って歩いた方が楽だと思ったが、

こちらはこちらでなかなか冒険であった。

 

ちなみに水は川の上流に向かって「逆走」していた。

どこで取水して、どこに向かっているのだろうか?

 

 

 

 

 

見上げれば石積みの法面が見える。

 

上の様子は→こちら

 

 

 

 

 

う〜ん、素直に軌道跡を辿った方が良かったかも・・・。

奥に再び水路橋が見えてきた。

 

 

 

 

 

 

上の場所から見上げた図。

この石垣は軌道の路肩である。

昨年通った時には気が付かなかったが、

「底」が抜けていたのね・・・。

 

上の様子は→こちら

 

 

前回最終到達地点の橋跡を水路橋から望む。

昨年は対岸から遠くに見えた橋脚が、今は近くに見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな橋台と巨大な橋脚。

去年はここまで来て無念の撤退を決断した。

「見返り橋」とでも命名するか。

 

上からの様子は→こちら

 

 

 

 

 

この谷を越えずに前回は撤退した。

今回は水路橋を渡って簡単に越えられたが、

そこから先に道はなく、結局この谷をよじ登ることになった。

しかも上流側にジグザグに上るの道があることに気付かず、

橋脚左側の崖を直登しため無駄に体力を消耗してしまった。

 

 

 

対岸の橋台上から「見返り橋」を望む。

この左側に道があったとはな・・・。

 

ああ、新しいネタがないまま1ページを費やしてしまった。

初公開区間は次回からになります(汗

 

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