神楽山森林鉄道2 (いわき市) 2005.01          [TOP]  [寄り道]  [廃線Web]

 

  <第一橋梁>

笹薮の奥に見えた柱は、橋台に立っていた。

用途は不明である。

廃線後に立てられたのだろうか?

笹の葉の向こうに橋桁や橋脚が見えている。

さらに進む。

 

 

 

橋脚が二本見えてきた。

橋脚間の橋桁は落ちてしまっているが、

手前の部分はまだ残っている。

枕木だよ。枕木があるよっ!!

 

 

 

                     

回り込んで横から見てみる。

もう落ちる寸前、って雰囲気である。

 

 

 

 

 

 

さらに、ちょっと斜面を下ってみる。

残存部分の全体像が見えてきた。(広角ほしー)

 

 

 

 

 

 

 

 

対岸には、もう一対の橋脚と橋台が見える。

対岸に渡ってみよう。

このまま、この斜面を下ることも可能だが、

気になる点があるので、一度貯木場跡に戻る。

 

 

 

 

 

 

貯木場跡からは、軌道跡以外にもう一本、

道が伸びてる。

こいつの正体を確かめたかったのだ。

動物の足跡を辿るように進む。

 

 

 

 

結果から言うと、この道は古い作業道であった。

先程の橋梁の袂に達した後、

浅い沢を越えて、さらに奥へと続いていた。

その沢の河床から対岸の橋脚を見上げる。

樹木の影のせいで見辛いな。

接近してみる。

 

 

 

 

天に向ってそびえ立つ橋脚。

倒壊した橋桁の残骸が頭上をおおう。

もう何がどこの部品だったのか判らないほど

バラバラに崩れている。

 

 

 

 

 

 

足元にも橋のパーツが散乱している。

 

 

 

 

 

 

 

振り返るとそこには、

先程までいた起点側の橋脚が立っている。

やはり下から見上げると迫力が違う。

橋台の状況は判らない。

 

 

 

 

 

 

その橋脚の奥、川上側に橋台がある。

石積みの土台にコンクリートの橋脚が乗っている。

どうやらこの区間では路線の付け替えが

行われたようだ。

 

 

 

 

対岸の橋台の上までやってきた。

そこから起点側を望む。

橋脚の奥に橋脚。

手前には崩れ落ちた橋桁の残骸。

 

 

 

 

 

 

繰り返しになるが、

原形が判らない程の破壊ぶりである。

戦後敷設された路線なのだが・・・。

ただの木片になってしまった。

 

 

 

 

橋台から下りてみると、

なんとか「橋の部品だな」と判るものが見えた。

 

 

 

 

 

 

さて、先へ進もう。

橋台付近は笹に覆われているが、

少し進むと道床が鮮明に現れる。

浅い掘割りになっている。

 

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