浪江森林鉄道・中丸木線6(上部軌道2) (浪江町) 2007.05 [TOP] [寄り道] [廃線Web]
すぐ先で小さな沢を渡る。
すっかり苔に覆われ、もこもこしている。
築堤が伸びて、そのまま橋台になっている感じだ。
自然と一体化しつつありますな。
どこまで続いているのか見当も付かない。
上を見ることもなく、さっさと通過する。
しかし大きく崩落しており、道床が抜け落ちてしまっている。
慎重に迂回する。
かなり低くなってしまっているが、どうやらこれは築堤だったようだ。
しばらく築堤の上を歩く。
多数の倒木が進行を妨げる。
道床は非常に安定している。
けっこう長いのだが一部しか写せないのが残念。
ここまで上って来ると一筋の流れになっている。
こんな所にも、まだ軌道が続いているのだ。
風化が進んでいたため確信が持てずにいた。
しかしこれなら確定である。
犬釘が付いたままの枕木を発見す。
内部には絶えず水が流れているため土砂や落葉が積もらず、
ここでは多数の枕木が見られた。
もう、どちらが本流だか判らなくなってきている。
私はここで引き返すことにした。
沢沿いに1時間も歩いて、ちょっと怖くなってきたのだ。
そろそろ終点だとは思うのだが・・・。
紅葉の季節にでも再訪しよう。
探索の障壁となっていたダムも、今では再開できて嬉しい存在だ。
また来たいな。
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