猪苗代森林鉄道・不動沢線3 2004.06 [TOP] [寄り道] [廃線Web] [プロローグ]
赤が本線、ピンクが支線。
実線は車道、あるいは遊歩道。
点線は未転用。
遊歩道は土からコンクリートに姿を変える。
もちろんこれが軌道跡である。
苔に覆われているが、これは遊歩道のものである。
興味の方向は橋台部分にある。
さらに接近する。
小さな石の橋台を再利用しているようだ。
右に見えるのが小野川で、
手前から奥に流れ、やがて不動滝になって流れ落ちる。
この辺りから遊歩道は急な上り坂になる。
とても軌道跡とは思えない勾配なのだ。
もしやと思って対岸を見ると道床らしき溝が
上流に向かって延びている。
軌道跡と思われるが、橋台らしき遺構はなかった。
護岸は石積みのようにも、ただの土砂のようにも見える。
沢を渡れないので探索はここで断念。
500m程進んだ所で終点になる。
この先の終点には事業所があった。こんな山奥に最低限ながら、人の生活があったという事実に驚く。
ちなみに、更に上流に等高線が密になっている部分があるが、ここには滝があるらしい。「入の滝」、通称「奥不動滝」と呼ばれている。
山行記録によると、途中の沢にはレールが見られるとの事なので、撤去前に放棄されたのかも知れない。
以前訪れた時より、だいぶ腐食が進んだな。
冬場は関東ナンバーの車で埋まる駐車場も
オフシーズンは閑散としている。
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