猪苗代森林鉄道 小野川湖北岸・後編1) 2004.06   [TOP] [寄り道] [廃線Web] [プロローグ]

 

 

 

 

 

 

赤が本線、ピンクが支線。

実線は車道、あるいは遊歩道。

点線は未転用。

 

 

 


日を改めて再スタート。

遊歩道起点から東へ2.5km地点。

ここから西へ向かう。

 

 

 

 

 

小さな切り通しを通過する。

 

 

 

 

 

 

                     

路肩に生えていた大木が

根ッコごと倒壊している。

山側を削って幅員を拡幅したようだ。

遊歩道なので管理が行き届いている。

 

 

 

 

対岸を見通せる地点があった。

手前に青く小野川湖。

対岸には大規模な法面が見える。

デコ平スキー場に向かう車道である。

カエデの葉のシルエットが美しい。

 

 

 

前方に深い切り通しが見えた。

遠目からも判る人工建造物を見つけ、

興奮して「引き」の画像を撮り忘れてしまった。

おおおっ!

右にカーブした切り通しの法面下部が

石垣で補強されているではないか。

 

 

石垣を拡大。

形の揃った長方形の石が、きれいに積まれている。

大正期の人間の手仕事であろう。

70年経過して未だ崩れず。

無名の名工が静かに自己主張しているようだ。

 

 

 

狭い切り通しのカーブを更に進む。

なんと両側共に石垣だ。

嬉しくてたまらない。

両手に花とはこういうことか(違います)

 

 

 

 

見てください、この石組み。

もう何も言うことありません。

今なお土砂の崩落を防いでいる。

 

 

 

 

 

その反対側。やや苔に覆われている。

こちらは木の根による浸食が進んでいるようで、

面が均一でなくなってきている。

切り通しもここで終了である。

 

 

 

 

切り通しを抜け、名残惜しく振り返り見る。

ここをトロッコが通っていたんだなー。

 

 

 

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