猪苗代森林鉄道 (曽原〜剣ヶ峰4) [TOP] [寄り道] [廃線Web] [プロローグ]
軽自動車なら通れそうだもの。
築堤らしき緑色の道を進む。
草刈りされているからこそ進入可能なのだろうが、
遊歩道と言うわけでもなく、奥に農地もない。
その割りに管理が行き届いているのはなぜ?
国民休暇村で見つけて以来、
ずっと気になっていた赤い標柱がここにもある。
画面中央、やや右だ。
じっくり見てみることにした。
「左96」という連番が振ってある。
う〜ん、やはりこの標柱は軌道跡に沿って
設置されていると見て良いのではないか。
だとすると、かなり楽チンな探索になりそうだ。
興味半減とも言える。
この築堤はかなり高い。
前方にまた「あれ」が見えてきた。
川をだいぶ高い位置で越えている。
かなり大きな橋台の上に立っているようだ。
軌道跡はコイツの管理道になっていたのだ。
苔や藪に覆われて、自然に一体化しつつある。
しかし、はっきりと石垣が確認できる。
保存状態も良いようだ。
この築堤の高さは2mを越えている。
この川は渡渉できないので迂回する。
下流の相生橋を渡る。
(その前に車に戻りました。被害なし)
この川の名前だが、下流に架かっていた相生橋には「桧原川」との銘板があったと記憶している。
相生橋は狭かったため近年架け替えられのだが、新橋には「長瀬川」とあった。
Web上には「桧原川(今の長瀬川)」との表現も見られた。また「桧原川は俗称で正確には長瀬川」
との表記もあった。「長瀬川の上流を桧原川と呼ぶ」という説も見かけた。