住友大阪セメント専用線2 (田村市大越町) 2005.05  [TOP]  [寄り道]  [廃線Web]

 

 

 

 

 

 

 

 

切断されたレールが哀愁を誘う。

この中途半端な存在感が、廃の琴線に触れる。

バラストの上を進む。

 

 

 

 

 

 

 

緩やかに上って行く。

前方に踏切りが見えてきた。

 

 

 

 

 

  

踏切りを磐東線側から見る。

すでにアスファルトで塗り潰され、

レールの痕跡すらない。

 

 

 

 

          

この「鷹持田踏切」は歩行者専用であるが、

ちゃんと遮断機が設置されている。

奥に見えるのが専用線の築堤である。

 

 

 

 

 

専用線の踏切から南を望む。

右に見えるのが磐東線の鷹持田踏切である。

歩行者はクランク状に進むようになっている。

 

 

 

 

 

この付近で、すでに築堤の高さは

2m程になっている。

左奥に見える白い露頭が、

石灰石の採掘場である。

現在でも住友大阪から権利を譲り受けた

別会社が採掘を続けている。

 

 

線路に沿った車道を進むと

やがて水路と交差する。

磐東線は石垣の橋台に鉄橋が架けられているが、

専用線側は暗渠になっている。

銘板の文字は読み取れなかった。

 

 

 

さらにその先に「時田踏切」がある。

専用線の築堤は4m程になり、

踏切りではなく、隧道になっている。

銘板には「時田架道橋」とあった。

 

 

 

時田架道橋をくぐり、反対側から見る。

画像の奥が大越駅方面である。

架道橋部分はフェンスで仕切られ

進入できないようになっている。

 

 

 

 

築堤に上ってみると、そこにはまだバラストがあり

枕木の痕跡が延々と続いていた。

 

 

 

 

 

 

工場方面を望む。

築堤は屋根の高さ程もあり、眺めがよい。

左奥に採掘場が見える。

 

 

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