束松峠・昭和新道 東側・現地調査編2   2004.09     [TOP] [寄り道] [廃道Web]

 

二週間後、再訪。

今回は車で進入した。

林道をグングン上ってゆく。

やはり機動力が違う。

 

 

 

 

やがて広場に出る。

重機の横を過ぎると

そこから下りになっている。

おかしい。峠はまだまだ先の筈だ。

車を降り、徒歩で様子を見に行く。

 

 

                    

徒歩でのアプローチは正解であった。

ドロドロ、ヌルヌルの急坂だ。

車で下ったら、二度と上って来れない。

慎重に下る。

 

 

 

 

すぐに砂防ダム工事現場に出る。

ここから先に道はない。

やはり広場から先は昭和新道ではないようだ。

う〜ん、どこにも分岐なんて無かったよなぁ。

消化不良のまま帰宅した。

 

 

 

帰宅後、地図を見る。

新道と高圧線が交差している地点が

ある事に気が付いた。(赤い矢印

 

 

 

 

 

そういえば築堤からは鉄塔が見えたし、

電線が真上を通過していたよな。

地図を見ると、新道はこの付近で

180度ターンしている。

と言う事は、進行方向の背後に

道があったのかもしれない。

あっ!」と思い当たる箇所があった。

 

ここだ。「何だ、この道?」と思って

撮っていた画像がカメラに残っていた。

画面右奥(フレーム外)から上ってきた道は、

ここでUターンしてここへ入っていたのだ。

これが昭和新道なのではないか。

現場で地図を確認しなかったのは、悔やみきれないミスであった。
日を改めて再訪するしかない。 はぁ・・・アホだった。

 

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