林鉄跡を歩いていたら林道に出てしまった。原町森林鉄道・鉄山支線８ （浪江町〜原町市） 2004.12 [TOP] [寄り道] [廃線Web]
林鉄跡を歩いていたら林道に出てしまった。
つい最近整備されたらしく、
敷き詰められた砂利が新しい。
「待避所」の標識があるので、
工事中ではなく、これで完成なのかも知れない。
林道との合流地点を振り返り見る。
中央やや左の窪みが軌道跡である。
この林道はまだ地図に載ってないが、
第三号橋か、第四号橋の延長上なのではなかろうか。
[2007.02] 追記
maximum_speed300さん、MRさんからの情報により、
「北海道沢資材運搬路」との名前で、第四号橋の延長であることが
判りました。
林道により消えた部分は僅か１０ｍ程で、
軌道跡にはすぐに再会できた。
しかし同時に不安材料とも出会うことになる。
ここから先の軌道上には、ピンクのリボンや、
赤い杭が打ち込まれているのだ。
林道化工事の予定箇所を示すものと思われる。
残念ながら軌道跡が消滅する日も近いようだ。
噛み締めつつ築堤上を進む。
石積みの擁壁を振り返り見る。
やはり欠損などなし。
林道工事の際には壊されてしまうのだろうか。
惜しいなあ。
路肩の崩落箇所。
いや、もしかして元々このような地形で、
ここには桟橋が架けられていた可能性もある。
明るい林の中を通る、真っ直ぐな築堤を進む。
好きな光景である。
ここにも赤い杭がある。
埋められて拡幅されてしまうのだろか。
やがて、やや深めの掘割りに入る。
左右からの倒木の為、非常に歩きづらい。
くぐったり、跨いだりしながら進む。
しばらくして掘割りを抜けると、
奥に石積みの橋台が見えてくる。
今まで見てきたものより、ちょっと大きめのようだ。
橋台の上に行ってみる。
あれ・・・？。
あっ、あれは・・・。
あああッ！！
うわーッ！！
こ、これはっ！！！