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snow
peak(スノーピーク) チタンカトラリーFS SCT-005 |
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チタニウム製のスプーンとフォークのセットである。 これはちゃんと新品を定価で買った。 |
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チタン製なのに1000円弱とかなり安いので、迷いなく買えてしまう。 他社製品のほぼ半額だ。 |
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しかし、買ってみて安さの理由が判明した。 仕上げが実に荒いのであった。 |
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プレス断面が切ったそのままでなので、側面は凸凹。 バリの研磨も適当で、このまま口の中に入れるのはちょっと憚られるレベル。 |
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血だらけになりそうで怖い・・・。 |
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さーて、そこで仕事だ! |
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ダイヤモンドヤスリでガリガリ削り、その後耐水ペーパー600番で磨き、最後に1000番で仕上げてみた。 |
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これでだいぶ口当たり&指当たりが優しくなった。 |
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あー、面白い。 |
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こうした一連の作業を「楽しい」と感じる人にはお勧め。 |
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「面倒臭い」と思う人は、倍の値段で他社の商品を買えば宜しい。 |
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(2013.10
追記) |
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購入から約一年。 日頃の食事用にと、必要以上に意識して、できるだけ使うようにしてきた。 |
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出番の多いスプーンはキズだらけになって全体がマット仕上げのようになり、他方、出番の少ないフォークはピカピカのままである。 |
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その間、この角が痛い、あの面が気に入らない、といってはヤスリでガリガリ、耐水ペーパーでスリスリを繰り返してきた。 |
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そりゃ〜、愛着も沸くというものである。 |
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削るために買った、削って使う素材を買った、となっているのが現状である。 |
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商品としては最低レベル、という言い方もできる。 というか、それが正しい評価であろう。 |
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それとも、私にだけ特別に粗悪なのが当たったのだろうか? |
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一方、もう一つ、新しいのが欲しくなってしまった。 |
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「買ったらすぐに、そのまま使える」という、至極真っ当なモノが欲しい。 |
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そして、少し小ぶりで、シンプルな、しかし安っぽさを感じさせないデザインの物がいい。 |
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・・・と言うわけで、リストアップしてみたのが、こちら。 |
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MSRが良さそうだが、実物を見たらカサカサのマット仕上げであった。 スプーンの皿が円形に近いのもイマイチ気に入らない。 |
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結局またsnow
peakの「ワッパー武器」に落ち着きそうな気がするが、それではミーハーっぽくてイマイチ芸がない。 |
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必要に迫られて買うわけではない分、なおさら悩みは深いのである。 ・・・バカだねえ。 |
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こんな道具なんて一本買えば一生モノなのにね。 物欲という「業」は底無しに深いのである。 |
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(2014.06 追記) |
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ケースが壊れた。 |
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開閉口の"レール"の下の部分がパカッと割れるように切れてしまった。 |
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本来展示用ケースなので耐久性に期待はしてなかったが、意外と早く寿命が来た。 |
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100均あたりで代用品を探さなくては。 |
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snow
peak(スノーピーク) ワッパー武器II SCT-002 |
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あぁ〜、ついに買ってしまった・・・。 |
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相変わらず上記のチタンカトラリーFSは毎日のように使い続けているし、特に不満もないのだが、 |
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「もっと大きくスノピのロゴが刻印されてるスプーンが欲しいなあ」という、数年来の物欲には勝てなかったのだ・・・。 |
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ネットや雑誌でこいつの写真を見たり、店頭で現物を見たりする度に、物欲は募るばかり。 |
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とは言え、新品を定価で買うのもバカバカしいので、主にヤフオクにて未使用品や程度の良い中古品を狙っていたのだが、 |
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私と同じような思考(あるいは嗜好)の方がそれなりにいるようで、なかなか安くは落札できない。 |
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そんなある日、「新品、箱破損」という物件が安価で出品されているのを見つけた。 |
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しかし、「悪い」評価が多い出品者を警戒しているらしく、まだ誰ひとり入札してない。 確かにちょっと怖いわな・・・。 |
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だいぶ迷ったが、「このくらいの値段なら」という数字に、保険で+100円上乗せした金額で入札しておいた。 |
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そして締め切り日、終了時刻から数時間経過した頃、やっとパソコンを起動。 |
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「どうせダメだろう」と確認してみると、なんと入札金額の上限ピッタリで落札されていた。 落札は嬉しいのだが、この点がちょっと微妙だ。 |
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「もうプラス1円で落とせるのに、なぜ行かないんだ? これは"調整"されたかな?・・・」、とモヤモヤしたのである。 |
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まあ、ちゃんと商品が届くのなら問題ない。 届くなら、、、ね。 |
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ドキドキ、ワクワクしながら待つこと数日。 はい、ちゃ〜んと届きましたよ! |
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(2016.08 追記) |
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やはり、スプーンの深めの皿は私の口には合わないようだ。 |
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しかも、縁の角が鋭いので唇が痛い。 |
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皿の深さはどうしようもないので、縁の方をダイヤモンドヤスリと紙ヤスリを使って滑らかに削ってやった。 |
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加工後、何も乗ってないスプーンをベロベロ舐めて自らの口で仕上がり具合を確認。 |
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ちょっとしたことで、随分と口当たりが改善された。 |
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あとは、フォークの先端を2〜3mm切り飛ばして、重ねた時にスプーンより突出しないようにも加工したいのだけど、 |
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相手が硬いチタンだけに「テレビを見ながら」とか、そう簡単にはできないだろうなあ。 |
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(2016.09 追記) |
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出番の少ないフォークだが、使ってみるとやはり角が唇に当たって痛いので、 |
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スプーンと同じように少々削ってやった。 |
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こうして使いやすくなるのは良いのだが、だんだん原形が失われて行ってしまう。 |
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「使う用」の他に、もう1セット「観賞用」も買おうかなあ。(←バカ) |
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でもって、観賞用の方が先に傷だらけになったりして・・・。 |