原町森林鉄道・比曽川支線1 (飯舘村) 2005.05  [TOP]  [寄り道]  [廃線Web]

 

新田川に沿って延びる原町森林鉄道・新田川線。

新田川の支流である比曽川が合流する地点から

比曽川に沿って分岐するのが比曽川支線である。

 

 

 

 

 

その略図。

 

 

 

 

 

 

 

当然ながら橋は架け替えられており、

普通のコンクリート橋になっている。

林鉄時代の橋台や橋脚の痕跡も

見つけられなかった。

橋を渡るとすぐに分岐がある。

左が比曽川支線 右が新田川線・本線である。

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比曽川の北岸に移った軌道は

自然石を積んだ石垣に守られていた。

延々奥まで続いている。 ・・・圧巻だ。

コンクリートの擁壁により、

道床は拡幅されているようだ。

 

 

 

振り返れば先ほど渡った橋が見える。

 

 

 

 

 

 

 

上流にあるダムの管理用道路として

整備された道床を進む。

拡幅され、砂利が敷かれているため、

廃軌道探索としては全く気合が入らない。

5月だと言うのに服装は真冬と同じ。

しかも冷たい雨がしとしと降っていた。

 

 

桟橋状の道を進む。

なんか無理して拡幅しているようにも見えるが、

実際にはひび割れや崩落は見られず、

施工はしっかりしているようだ。

近年改修された可能性もある。

 

 

 

軌道時代の痕跡と思われる岩壁には

防護ネットが張られ、

ガードレールとも手摺りとも付かない

構造物が路肩に設置されている。

 

 

 

 

この小さな岩の切り通しは

当時のままかも知れない。

 

 

 

 

 

 

これは拡幅されたかな?

ムラサキヤシオツツジが咲き乱れる

軌道跡を進む。

 

 

 

 

 

落石防護ネットが見事に「仕事」をしていた。

轍も避けて通っている。

落石と切り通しの連続でS字カーブになっている。

 

 

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