猪苗代森林鉄道・曽原線2 2005.09 [TOP] [寄り道] [廃線Web] [プロローグ]
赤が本線、ピンクが支線。
実線は車道、あるいは遊歩道。
点線は未転用。
緩やかな坂を上り詰めた所に、地形図にも表記が見られる
神社がある。
参道の右側を軌道が通っており、切り通しになっている。
道床がややぬかるんでおり、
多数の足跡や車輪の跡が刻まれている。
曽原湖の対岸にコ洒落たペンションが見える。
裏磐梯を訪問する度に増えているのだが、
日本の場合の国立公園は保護の対象ではなく
観光を目的としているようなので、
幽玄な風景は徐々に失われて行くのであろう。
大丈夫なのか?
道床がほぼ草に覆われ、踏み跡だけが細々と続く。
今にもカーブの先からトロッコが現れてきそうだ。
さっきの所はこれから除草する予定なのかな?
やがて急な下りになる。
民家が見えるので、どうやら曽原湖の北側に着いたようだ。
余りにも急な下り勾配なので、軌道跡が他にあるのではないか、
と探したが、これ以外にそれらしいルートは見つからなかった。
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どうやら軌道跡はG地点に下る手前でサイクリングロードから左に逸れていたらしい。
分岐点には全く気が付かなかったが、それだけ深い藪に覆われていた、という証左であろう。
例え道床を見つけても、進行は厳しいと思われる。
以下は彷徨と錯綜の記録としてご笑納ください。探索時はこう信じて疑わなかったのだ。
坂を下ると、曽原湖北岸の舗装道に合流する。
軌道はここで急に左旋回していた。
左の坂を下りてきた軌道は、ここで急カーブして
画面奥へ進んでいた。
この除草された部分を軌道跡と仮定して進む。
道床はこの藪の下に沈んでいるのだろうか?
どうやらジュンサイを栽培しているようだ。
この沼が地形図に描かれている沼ならば、
軌道は沼の奥を通っていた事になる。
しかし藪が深く、全く接近不能である。
沼の右側に境界見出標を見つけた。
ん? これが道床なのか?
とりあえず進んでみる。
これが軌道跡なのだろうか?
地形図では、もっと左奥の高い所を通っていたように見えるが。
作業道はこの先のジュンサイ畑で消えてしまう。
軌道はどこを通っていたのか、見失ってしまった。