猪苗代森林鉄道02 (デコ平〜不動滝2) 2004.05 [TOP] [寄り道] [廃線Web] [プロローグ]
赤が本線、ピンクが支線。
実線は車道、あるいは遊歩道。
点線は未転用。
軌道跡ゆえ高低差がなく歩き易い。
今も残る築堤を歩く。
結構な高さがあり、さしたる破綻もなく状態が良い。
遊歩道らしくベンチが設置されている。
そこは低い切り通しになっている。
法面に補強はないようだ。
これは期待できるかもしれない。
ワクワクしながら接近する。
緑に苔むした石垣があった。
橋台跡である。
全く崩れることなく、完全な姿を留めている。
橋桁を載せる切り欠きもしっかりしている。
丸太の橋桁は新規のもの。
ここをトロッコがガタゴトと渡る姿を想像してみる。
のんびりした情景ではあるが、
実際には危険な仕事だったのだろうと思う。
あちらの橋台も崩れずに残っている。
丸太橋自体はかなり腐食が進んでいるようで、
ブヨブヨした感触であった。
沢の音が大きくなってきた。
小野川の流れが近づいてきたようだ。
こういう状況では熊避けの鈴も
効果がないので緊張する。
カーブを描いてずっと奥まで続いている。
沢の音にしては音が大きい。
滝に近づいてきたようだ。