白棚鉄道5 (三森駅跡〜高木バス停) 2005.03/2012.02 [TOP] [寄り道] [廃線Web]
01 | 磐城棚倉駅跡 | ● | 06 | 梁森駅跡〜磐城金山駅跡 | |
02 | 旧桧木バス停 | ● | 07 | 黄金川橋梁〜幼稚園前バス停 | |
03 | 小菅生橋梁 | ● | 08 | 坂下川橋梁〜番沢駅跡 | |
04 | 切り通し〜金沢内駅跡 | ● | 09 | 社川橋梁〜古関橋梁 | |
05 | 三森駅跡〜高木バス停 | ● | 10 | 古関駅跡〜関辺バス停 |
<三森駅跡> みもり
金沢内駅を出た線路はすぐに旧表郷村(現白河市)に入る。
集客を伸ばすため昭和4年(1929)に増設された3駅のひとつで、金沢内駅からは1.7kmしか離れてない。
線路跡は国道化され、現在駅跡はバス停となっている。
簡素な待合室と駐輪場がある。
奥に雪を頂く那須連山が見える。
待合室には段ボール箱に入れられた子猫がいて、ミーミー鳴いていた。
2012.04
旧国道を運行していた時代のものであろう。
ずっとこのまま残していって欲しいものだ。
2012.04
<高木バス停>
三森駅から国道と化した線路跡を2.5kmほど進んだ所で国道から離れ、バス専用道路に入る。
左の細道が白棚鉄道であった。
ここには踏み切りがあったと思われる。
ここはJRバスの専用道として現役なので、一般の車は入れない。
人も自転車も入れないのだ。
手作りの標識がイイ味出してる。
ここにも「バス・許可車を除く」の補助標識があった。
いかにも鉄道っぽくて中々良い雰囲気である。
それにしても真っ直ぐだ。
ここにバスが離合するために設けられた待避所があった。
この先でも随所に見られる。
銘板によると昭和52年の竣功。
下に潜ってみたが、桁も橋台も普通のコンクリ橋だった。
以前はどんな橋だったのだろうか?
鉄道時代の橋をそのまま流用、なんて場所は無いものか・・・。
バス停前後の幅員が広くなっているが、ここは駅跡ではない。
細い道なのにも関わらず、ちゃんと両側に待合室があるところが愛おしい。
廃棄せずに継続して掲示する心意気に感心する。